2020年09月02日

高橋ユタカ作品展『Guardians』〜寄り添う者・2〜 はじまりました!



相変わらず、お知らせが遅くて申し訳ありません…。
9/1(火)より始まりました、ユタカさんの作品展でございます。
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「見えずとも、確かに存在しています。」



作品のことは、どれくらいお話して良いか、

とても悩ましいです。



ユタカさんも、自分からはあまり語りたがりません。

聞くと  教えてくれますが。



作品は、見る人によって 受け取り方もちがえば、

見たときによっても感じ方が変わります。



私は、1枚目のおじいさんは、優しく笑っているように感じましたが、

ユタカさんの思いは 少しちがったようです。



でも、それは見る人が感じることなので、それで良いんだと。



最近、久しぶりに

「 カンタ!ティモール 」という映画を観ました。

初めて観たのが8年くらい前ですが、

何度観ても揺さぶられます。



2002年に独立を果たした東ティモールの

長い闘いを描いたドキュメンタリー映画です。



目を逸らし、耳を塞ぎたくなるような、

辛い思いをしてきた彼らなのですが、

相手を憎むことはないのです。



ただ悲しいだけ。

捌くのは神さまだけ。

私はあなた、あなたは私。



人類は ひとつの兄弟。

父もひとり、母もひとり。

みんな大地のこども。



映画の中で、いつも子どもたちと歌を歌ってる青年アレックスが、

東日本大震災のあとに、私たち日本人にメッセージをくれました。



「 もしあなたの仲間が10人しかいなくて、

対するものが大きく巨大で1,000人にも見えても、

あなたのやっていることが命に沿ったこと、

命が喜ぶことであれば、

なくなった人たちがついていてくれるから、

どうか恐れないで続けてください。

仲間が少なくて不安になったら、

僕たちのことを思い出してほしい。

僕たちはとても小さかった。

あの巨大な軍を撤退させることは、

奇跡だと笑われた戦いでした。

でも最後には軍は撤退した。

それは現実に起きたことだから、

どうか信じてほしい。」



ユタカさんの作品を見ながら、彼の言葉を思い出しました。



アレックスは、3年前に心臓発作で亡くなられました。

長い闘いの後遺症からだと思われます。



「カンタ!ティモール」も機会があれば、

ぜひご覧くださいね。



話が逸れましたが、ユタカさんの作品も、

どうぞ ゆっくりとご覧くださいませ。

小さなスペースでの展示ではありますが、

どうぞ じっくりとご堪能ください。




【高橋ユタカ個展】

Guardians』〜寄り添う者・2〜

9月1日(火)〜12日(土)

flamant にて開催中!!

※ 9/5(土)、9/12(土)は、高橋ユタカさんが在店します。




posted by ジュンコ at 02:34| Comment(0) | 個展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする