先週のことですが、ちょうど フラマンの定休日に、
4th-marketさんの 『 窯元めぐりと お茶会 』 が開催されたので、
行ってきました。
4th-market とは、
ばんこ焼きで有名な、三重県四日市市にある 陶器メーカです。
http://www.4th-market.com/
雑然としていて、ごめんなさい。
( もうちょっと、ちゃんとします・・・。)
フラマンでは、オープン時から ずっと取り扱っていて、私も 大ファンなのです。
食器類のほとんどは、4th-market のものです。
自宅の食器も、少しずつ 4th-market のものを 揃えていっています。
以前、4th-market商品を 紹介したブログです。
http://flamant.seesaa.net/article/178519729.html
http://flamant.seesaa.net/article/136120887.html
洗練されていながらも、どこか あたたかみのある、
本当に素敵な 食器やお鍋などのフードウエアをつくっています。
< 4th-market のHPより >
“ ありふれた日常 ”
何でも無い日常の中に自然と溶け込んでいるのに、
どこか愛着を感じるモノや道具
私達は毎日繰り返される日常こそが特別なことだと思っています
気取りすぎず、可愛すぎず、シンプルなだけでもないモノ
何でも無い毎日にささやかな何かをもたらしてくれるモノや道具の提案
そんな私達に共感してくださる人達の日常の中に、
4th-marketはありたいと願っています
そんな 素敵メーカーさんです。
4th-marketは、4社の陶器メーカーさんが集まってつくられたプロジェクトです。
普段の それぞれのお仕事とは別に、自分たちが 本当に良いと思う、
作りたいものを作ろうという、従来とはちがうモノづくりをする、新たなメーカーなのです。
なので、てっきり 4社からの 4th かと思いきや、
地元 “ 四日市 ” を 直訳しての、4th-marketなんですって。
地元愛が、また良いですね〜。
一件目の、竹政製陶さんへ行った瞬間から、もうコーフンです。
明治20年から続く、老舗窯元です。
年季の入った、様々な機械にも、ワクワクします。
工場萌えですね。。。
水場も、つくられたものじゃない かわいさが。
思った以上に、手仕事が多いんです。
手間暇かけて、丁寧に大切に つくられていることが、
ホントに、よく わかりました。
「 茶いり 」 という、お茶を炒る器具を 作っています。
職人さんが、土がやわらかいうちに、
スルスルっと 美しく、刃物で 上部をくり抜きます。
右のものが、左のように、キレイに くり抜かれるのです。
竹政製陶の社長でありつつ、4th-market の社長でもある、
竹内さんが、丁寧に 説明をしてくれます。
めっちゃ 声が良いです。 よく通ります。
セミナーとか、似合いそうです。
きっと 人気セミナーです。
窯の中は、いろんな アイテムを、一緒に焼くんですって。
窯の中の位置によって、温度が違うそうです。
また、釉薬によって、焼く際の置き場所が、変わるそうです。
釉薬の溶ける温度がちがうため、置き場所で 調整をして、一度に焼くんです。
( 社長もご一緒に ) 窯の中を。
それって、オーガニックの多品種栽培に 似てるなぁと思いました。
単一栽培でなく、いろんな種類の野菜などを栽培することで、相乗効果があるという。
そして、その後は 次の化窯元・南景製陶園さんへ。
道具も こんなに。
急須の 柄をつける職人さん。
蓋を乗せる棚(凸部分)以外に、網を固定する もう一段の棚、
2段の棚は、南景さんのオリジナルなんだそう。
2段棚は、熟練の職人さんじゃないと、難しいんですって。
順序が逆ですが、
土のかたまりから、あっという間に 本体の形をつくる
正に 熟練の職人さん。
形を作りつつ、2段棚を付けます。
蓋も こんな感じに。
釉薬や 土の容器が、雑然と並んでいる様子も、また良いんです。
見慣れた、食器たちが、出荷待ちしていました。
工場内が暑いからと、ペットボトルのお茶を凍らせておいてくれたり、
本当に 細かな気遣いまで していただきました。
暑さ以上に、気持ちがだいぶ 熱くなりました。
( 後半、お茶会につづく )