昨日・今日は、月に一度の連休をいただいています。
毎週木曜日と、第2水曜が定休日です。
まだ なかなか定着していませんが、覚えて頂けるとありがたいです。そして、ウブド日記。
ホントにのんびりで、すみません…。
本日は、フェアトレードNGO・ミトラバリを訪問した時のことを。
ミトラバリは、ウブド郊外にあります。
わかりやすく言うと、こんな感じですが、単純な 一方向の流れでは ありません。
マトリョーシカになった小物入れ。
ちゃんと中まで、色が塗ってあるんです。
もちろん、入れ子になりますよ。
ミトラバリは、ウブド郊外にあります。
バリで手工芸品を作る生産者たちを悪質な中間業者から保護するために、
1993年に立ち上げられたフェアトレードNGOが、ミトラバリです。
( シサム工房HPより抜粋 )
度々こちらでもお話しますが、
フェアトレードとは、公正な取引( 主に貿易 )を意味します。
そんな事は当たり前であるべきだと思いますが、
実際の世界事情は、アンフェアな取引が まだまだとても多いのです。
流通の手段を持たない、農村部や小規模な生産者は、
悪質な業者から 安く買い叩かれても、どうする事もできず、
子どもに教育を受けされることはおろか、生活もままならないような事に。
そうではなく、作り手から 使い手に届くまでの皆が、パートナーシップの関係性。
労働に見合った対価を支払い、より良いものづくりを共にし、
それを 使い手が手にする。
誰かが犠牲になることなく、皆が 笑顔になる ものづくりと流通なのです。
フェアトレードトレードの商品が生産者から、
皆さんのお手元まで届くまで、どうなっているのか。
それを まず簡単に ご説明します。
各地にある生産者グループがつくる
⇅
現地のフェアトレードNGOなどがサポート
⇅
日本(または諸外国)のフェアトレード企業or 団体がメーカー機能も備え、サポート
⇅
フラマンのような小売店
⇅
消費者のお手元に
わかりやすく言うと、こんな感じですが、単純な 一方向の流れでは ありません。
生産者さんが作ったすでにあるものを、単に仕入れる訳ではないのです。
日本で言えば、『 ピープルツリー( フェアトレードカンパニー )』や『 シサム工房 』などの、
フェアトレードメーカーが、オリジナル商品を開発することで、
よりフェアトレード商品の品質も 向上しています。
現地にある素材や伝統技術を使い、一緒にものづくりをするのです。
現地にある素材や伝統技術を使い、一緒にものづくりをするのです。
金銭面、技術面、また現地の教育環境など、コミュニティー支援も含めて。
詳しくは、世界フェアトレード機関が定める 10の指針をご覧ください。
ピープルツリーのHPにわかりやすく 書かれています。
こちらのミトラバリでは、現在10の生産者グループの商品を扱っています。
生産者グループのロゴマークが、並んでいます。
丁寧に案内をしてくれる、代表のアグンさん。
バリには、神とされる山・アグン山があります。
アグンさんも、もはや 崇高にしか見えません。
アグンさん、フェアトレードの想いが強すぎて、腕にはタトゥーを。
本気度が ちがいます。
ここでは、主に 商品のサンプルを作ったり、仕上げの加工をしたり、
出来上がった商品の 検品などをしています。
こちらは、まだ商品になっていませんが、カッティングボードです。
チーズバージョンは、ウブド展コーナーにありますよ。
左上に、チラッと写ってます。
こちらは、仕上げ作業中。
楽しそうに、働いてらっしゃる様子が、印象的でした。
なんとも開放的な 作業場です。
社内にも、フェアトレード愛が 溢れています。
ミトラバリも、リーマンショックからの影響は いまだにあるそうです。
多い時は、40人いたスタッフも、今は19人だそう。
インドネシア政府にも、かなり問題はあるようで。
日本にも、もっと 取り扱いが増えると良いのですが。
何かできないかな。。。
共にがんばりましょう!
これらも、ミトラバリの手仕事商品です。
マトリョーシカになった小物入れ。
ちゃんと中まで、色が塗ってあるんです。
もちろん、入れ子になりますよ。
他にも、ビーズネックレスや 陶器の食器などもあります。
まだそちらも、画像を載せますね。
( 撮りそびれました )
見れば見るほど、愛らしいのです。
たまらんです。
『 じゃらんじゃらん ウブド展 』
12月9日(金)〜 25日(日)
★フラマン店内にて開催中!