今日も暑かったー。
こんな日にボーダーTシャツ着てると、脱ぐとシマシマに焼けてるんですって。
白い線のとこだけ、クッキリと。
猛暑日の外出は、シマシマ要注意!
明日からは、三連休ですね。
岐阜は明日は38℃、明日から水曜までは ずっと 37℃か38℃予報です。
熱中症には、みなさん十分お気をつけくださいね。私も気をつけます!
ここで、細ボーダーのストールをご紹介。
今回のカンボジアのかご屋・moily の展示は、『 -4115- かごの向こう側 』という事で、
フラマンから直線にして、4,115km 離れた コックトラーイ村を少しでも感じられたら。。。
moily のオリジナル商品だけでなく、村の皆さんが普段使いするものなども、展示販売しています。
これらのストールは、コットン製の手織り。
クロマー ≠ニ呼ばれ、カンボジアでは普段使いされます。
わかりやく、ストールと呼びましたが、いろんな用途に使われる 万能布です。
日よけにしたり、タオル代わりに、頭に巻いたり、腰に巻いたり、ものを包んだり、、、。
色は、いろいろありますよ。
超大ザル( 平かご )の上に置いてしまったので、サイズ感がもはやわかりませんが、
広げると 思いのほか長いです。
幅43cm、長さ180cm + フリンジ。
広げるとこんな感じです。
布好きさん、クロス好きさん、ストール好きさんには、ぴったり。
いろんな用途で使えます。
テーブルに広げて、食卓を爽やかに、料理を邪魔せず 引き立ててくれたり。
さらに、一緒に映る平かごにも 注目してください。
これまた直径を測るのを忘れましたが、下のは だいぶ大きいです。
梅干しなら、かなり大量に干せます。
これくらい大きいです。
って、わかりづらいかしら。
直径は、50cm !!
なかなか このサイズのかごは ないと思いますよ。
大ざるのは上の小さい方で、直径 28cm。
これをベッドにしてる方も!
おむすび( ネコの名前 )も気に入ってくれたようです。
他には、持ち手付きのかごも。
これらのかごも、moily のオリジナルではなく、村で普段使いされている、かご達なのです。
正直なところ、クオリティーで言うと、moily の手編みかごと比べてしまうと、だいぶ ざっくりしております。
なぜなら、彼らは普段使いするものに、そこまでの正確さや美しさを 必要としていないので。
あくまで、気軽に毎日使うものなのです。
とは言え、決して 粗悪なんてことは全くありません。
これも十分美しいし、普段使いにもってこいです。
逆に言うと、moily のクオリティーが、とんでもなく高いことに、今さらながら驚きます。
よくぞ ここまで美しく丁寧に仕上げてくれたと、感服します。
感謝の気持ちで いっぱいです。
彼らは 最初はきっと、なんで そこまで しなきゃいけないの? はぁ? と思った事と思います。
いや、そうでしょう。
なんなら日本品質が( moily 品質が? )もはや異常ですよ、こりゃもう。
moily の 聖実ちゃんのここまで来るまでの努力が、それらを見るだけでも想像できます。
でも、それを苦労とも思わず、その時その時 乗り越えて来たんですね。
そして、村人達と とっても良い関係を作ってきたんですね。
だからこそ、こうして moily のどこにもない、丈夫で美しく機能的なかご達が、
村人の手によって 生み出されるんですね。
大ざる( 平かご )の話に戻りますが、先日の大雨続きで、
フラマンブログのレギュラーになりつつあるチズちゃんが、大発見をしました。
現地では、主に 野菜や果物、魚などを干すのに使われるそうです。
チズちゃんが先日、雨で洗濯物がなかなか乾かなくて、干す場所がなく、
仕方なく 大ざるに 靴下を干した( 置いた )そう。
そしたら、空中でも乾かないものが、気持ちよく乾いたって。
スゴイ!!
このかごの素材である、ラペアのポテンシャル、恐るべし!
・とにかく丈夫
・水にも強い( 魚獲りのかごにも使われる )
・もちろん水洗いもできる
・繊維の密度が高く、ツルツルスベスベ
・経年劣化がほぼない ( 繊維が毛羽立ったり、もろくなったりがない )
ここまでは、周知の事実でした。
ところが、高温多湿なカンボジアや、ベトナムの一部にしかない、このラペア。
その国で愛用されるには、まだまだ 訳がありそうです。
フラマン調べ ( チズちゃん調べ )だと、かごに入れておくと、
・フルーツが痛みにくい( いつまでもフレッシュ )→ 鮮度保持能力が高い
・抗菌作用などもあるのでは? ( ラペアにカビがつきにくい )
・調湿機能 あり ? 鮮度保持しながら、乾物作りにもぴったり
乾燥促進だけではないであろう( 調湿できる )証拠に、
湿度がない乾燥する時期でも、パキパキ割れるようなこともないのです。
日本の桐の箪笥なんかにも、共通するところがありますね。
聖実ちゃんにどうなの? と詰め寄ると、「 そうかもー!!」
私「 村の人に聞いてみてー!」
聖実 「 聞いても、たぶん 知らなさそうー。ずっと昔から使ってるからって。
そんな事 考えてもなさそー。」
確かに。
昔から、先人の知恵で ずっとそうしてきた事なので、いちいち 考えもしないでしょうね。
それが当たり前なんだから。
ラペア、すごいなー。
でも、それを気づいて使ってきた人達がすごいなー。
それは日本の昔だって、どこの国だって、自然にあるものを、
生活の知恵で便利な道具にしたり、薬にしたり、そうやって 生きてきたんですね。
私も、今回は いろんな意味で、かごの向こう側が 見えた気がします。
まだまだもっと のぞいてみたいです。
聖実さん、次は 海の日の7月16日(月)にフラマンに来てくれます!
ぜひ、ご本人から いろーんな話を聞いてください。
何でも話してくれますよ♪
〈 カンボジアの手編みかご・moily 展 〉
『 - 4115 - かごの向こう側 』
7月6日(金)〜 18日(水)
✴︎池宮聖実さん在店日 7月16日(祝日・月)
moily HP